新駒奈日誌

Minecraftの建築に関する情報をよろずに書いていく。

【Minecraft】3Dリソースパック作成ツールの紹介(Ver.2.00)

2018/04/23 ver2.11 リンク切れになっていたため修正
2017/06/19 ver.2.10 Blockbench編へのリンク / テクスチャのバージョン表記修正
2017/06/18 ver2.00 BDCraftの機能拡張/名称変更対応、Blockbenchの追加、MrCrayfishの説明修正
2015/07/25 ver1.10 「買い方」へのリンク追加
2015/07/25 ver1.00


コマナズです。
3Dリソースパックの沼にハマる人が日に日に増える今日このごろ。

3Dリソースパック系記事の2つ目は、3Dリソースパックのjsonファイル作成を補助し、もっとわかりやすく編集するためのツールを紹介していきます。

概要

3Dリソースパックの概要については前回の記事でも説明しましたが、大釜の例だとだいたいこんな感じになっています。

いわゆる「3Dリソースパック作成ツール」と呼ばれるものはほぼすべて、このうちのmodels部分のjsonファイルを書くのを、ツールが手助けしてくれます。

3Dリソースパック作成ツール

だいたいさらっと概要を説明したところで、早速紹介していきます。

Blockbench

ダウンロード:http://blockbench.net/
2017年5月に誕生したばかりの3Dリソースパック作成ツールです。無料で、UIが非常にわかりやすく整備されており、余計な機能もありません。Web版とダウンロード版があります。
  • アイコンを多用したUIが特徴。シンプルでわかりやすい。
  • ブロックの回転ができる
  • Display Modeを備えており、「手に持った時」、「フレームに設置した時」…などの設定が揃っている上、それを実際のプレビューで見ながら設定できるのでわかりやすい
  • UVマッピング(テクスチャを貼る時)がわかりやすい
  • 余計な機能はなく、基本はJSONファイルのみ対応
  • エンティティモデルにも対応
Cubik Studio (旧:BDCraft Cubik Pro)
ダウンロード:https://cubik.studio/

わかりやすく、安定しており、かなり多くの機能を備えています。Minecraft以外のVoxel系への対応も豊富です。サポートが万全でアップデートも即座対応。
ただしこのツール、19.90ユーロ(2500円くらい)になります。ただし、以前「BDCraft Cubik Pro」という名称で購入していたユーザは、そのままのユーザ名で移行できます。
ライセンスキーを買う前に、まずはダウンロードしてTrial Modeで試してから買うことをおすすめします。

  • プレビュー画面で見ながらブロックのサイズが変更できることが特徴。わかりやすいUI。細かいところに手が届く。
  • アップデートが早い
  • 「手に持った時」、「フレームに設置した時」…などの設定が揃っている上、それを実際のプレビューで見ながら設定できるのでわかりやすい
  • BlenderやMagicaVoxelで作った3Dモデルをインポートし、ブロック化することができる(CubikStudioで対応が増えた)。逆に、Minecraft以外のエクスポートも可能。
  • MinecraftやMagicaVoxelのように、ポチポチブロックを置いて作成することもできる(CubikStudioの新機能)
  • UVマッピング(テクスチャ貼るとき)の機能が豊富
  • 商用利用できる
  • 有料
MrCrayfish's Model Creator

ダウンロード:http://www.mrcrayfish.com/
無料のツールの中では比較的使いやすいツールです。
  • ブロックの回転ができる
  • UVマッピングの設定画面がわかりやすい
  • 初回の起動が遅かったり、起動できなかったりする報告もあるので注意。
  • 何といっても無料。
opl's Model Creator

こちらも無料ツールの中では使いやすいが、機能は本当に基礎的なものだけ。

  • UIがシンプルでわかりやすい
  • テクスチャ設定変更が少し面倒かも?
  • ブロックの回転ができない

その他の手段

Micro Models (MC Editのプラグイン

詳しくはナポアンさんのブログ参照
http://painapoandy2.blog.jp/archives/micro-models.html

正確には、ミニチュア生成ツール。

イクラ内で作ったモデルをそのままブロック化できるツールでかなり使いやすいですが、下記の事情により3Dリソースパック制作ツールとしては不向きです。

  • イクラschematicをそのまま変換できる(つまり、マイクラ内の作品がそのままブロックになる)
  • テクスチャは、マイクラで作った時のままの設定が適用される
  • ブロックを細かく設定するためか、ファイルが肥大化しやすい上、影がモデルに正しく反映されない時がある
  • あくまでミニチュアなので、ブロックの外側にはみ出したようなモデルが作れない
直接jsonファイルを自分で書く

…当然すべての設定ができますが、根気との戦い。
ただし、jsonファイル生成後に追加で書き加える等ならこの手段も悪くない。

その際は、前回の記事が役に立つかもしれません。


この他にも、Sketch Up等でモデルを生成し、変換するやり方が等ありますが、あまり詳しくはありませんw

そんなこんなで、だいたい現在あるツールの紹介はこんなところかな?

3Dリソースパックはマイクラ内ではまだまだ新しい要素なので、今後もしかしたら更にツールが出てくるかもしれません。そんなこんなで今回のところは以上。

もし記事の間違い等を見つけた方、質問等がある方はコメントにて。もしかしたら対応できるかもしれません。