【Minecraft】 Axiom ~ワールド編集オールインワンツールMOD~ #6 エディターモード (3)

注意: 本記載は、Axiom Ver.3.0.0 (Minecraft 1.20.X) 現在の状況について記載しています。一部画像が旧バージョンのUIのため、注意してください。
Minecraftのワールド編集MOD「Axiom」について解説します。6回目は、エディター (Editor Mode) モードのペイント・ドローブラシに関する解説です。
| # | 内容 |
|---|---|
| 1 | 基本操作・チュートリアル |
| 2 | 選択・編集・保存 |
| 3 | ペイント・描画#1 (本記事) |
| 4 | 描画#2・地形改変 |
| 5 | その他ツール・高度な操作 |
ペイントツール
ペイントツールは、表面にブロックなどを塗るためのツールです。基本的に、選択された範囲をマウス右ドラッグすることで塗ることができます。下記の5つの種類のブラシが用意されています。
| 項目 | 種類 |
|---|---|
| Painter ペインター |
単純に、ひとつのブロックを塗ります。 |
| Noise Painter ノイズペイント |
複数のブロックを様々なノイズで塗ります。 |
| Biome Painter バイオームペインター |
バイオームを塗ります。 |
| Script Brush スクリプトブラシ |
[Ver.3.0.0追加] 自分でプログラミングして高度なブラシを作成します。 |
| Clentaminator クレンタミネーター |
[Ver.3.0.0廃止] 草や農地など、表面に自然の景色を彩ります。 |
| Gradient Painter グラデーションペインター |
複数のブロックをグラデーションをかけて塗ります。 |
各ペイントツールでは、ブラシの形状と半径を設定することができます。デフォルトは球体 (Sphere) の半径5です。四角く塗ったり等色々ありますので、試してみてください。
お気に入りの設定が見つかったら、Tool OptionsのPresetsでプリセットとして各ツールごとに登録・保存することができます。

また、各ブラシではマスクをかけることができます。マスクを掛けると、対象ブロック等を絞って塗ることができます。ただし、少し高度な話になるため、解説は別途実施します。

Noise Painter (ノイズペイント)
Tool Optionsから、対象ブロック(複数)および各ブロックの割合またはしきい値を設定することができます。様々な種類のノイズをかけて塗ることができます。全部ではないですが、いくつか紹介します。
- White : ホワイトノイズです。WorldEditで複数ブロックを指定したときの動作に近いノイズをかけることができます。
- Simplex : FAWEでも使えるシンプレックスノイズをかけることができます。
- Voronoi Edges : ボロノイ図とよばれる、多角形を分割したようなノイズになります。自然界や建築意匠でよく見られる形のため、造形とかで使えるかもしれません。
注意:一部のノイズブラシは若干重くなることがあります。PCのスペックに余裕のない方は要注意。
下図は、シンプレックスノイズをかけたときの例です。

Biome Painter (バイオームペインター)
WorldEditのsetbiomeに相当するペインターです。ブロックの代わりにバイオームを塗ります。塗ったバイオームは即座に反映されます。バイオームはブロック単位ではなく、一定区画単位で反映されます。Fill Verticallyを選択しておけば、塗ったところのバイオームは高さ関係なく反映されるようになります。
下図は、砂漠バイオームを塗ったときの例を示しています。塗った範囲が四角のブロックで示されていることがわかります。

[Ver.3.0.0以降] Script Brush (スクリプトブラシ)
自分でプログラミングをして、カスタマイズ可能なブラシを作成します。
草を消したり生やしたり、水辺にだけ昆布を生やしたり、地層が重なるブラシを作成したり等々、通常のブラシでは難しい表現ができるようになります。Lua Script言語で、Axiom側で用意された関数を利用することができます。作成したコードはプリセットとして保存することができます。ランダム配置など数学ライブラリも用意されているので、自信のある方はぜひオリジナルなブラシを発表してみませんか?
「プログラミングなんかできないよ~~」って人でもいくつかプリセットも用意されているのでご安心を。
下図は、簡単な農地を生やすブラシを筆者が作成した例です(多分バグがありそうだけど)。

詳しく知りたい方は、以下の仕様を参考にしてください。
https://axiomdocs.moulberry.com/tools/painting/scriptbrush.html
[Ver.3.0.0廃止] Clentaminator (クレンタミネーター)
※Ver.3.0.0 で Script Brushに置き換わり、廃止されました。
説明
名前が少し馴染みないかもしれませんが、アイコンの通り「地形になんか草生やしてくれるツール」と思ってくれれば大丈夫です。ベースとなる地面のTerrainと上に載せるDecorationsの組み合わせでいろいろ装飾できます。おすすめの設定は以下です。
- Terrain: Grass / Decorations: Clear
- 草がぼうぼうに生えた土地を除草する (Clear) ことができます。
- Terrain: Grass / Decorations: Grass
- 何も生えていない土地に草地を塗るとともに、草(Grass)が生えます。
- Terrain: Farmland (Moist) / Decorations: Crops (wheat, Fully Grown)
- 何もない場所から水で濡れた (Moist) 耕地 (Farmland) とともに、小麦畑 (Crops Wheat) を成長させた状態 (Fully Grown) で生やします。
下記の例は、一番最後の小麦畑を塗った例です。

Gradient Painter (グラデーションペインター)
2つ以上のブロックを使ってグラデーションを塗ることができます。
このペインターは少し他と操作が違います。操作方法は以下のとおりです。
- Tool Optionsでブロックの種別を2つ以上設定します。
- 設定したら、
マウス右クリックで起点 (Pos1) となるブロックを選択します。そうすると画面に線と距離が表示されます。 - 次に終点となる箇所 (Pos2) をマウス右で選択しつつ、
マウス右ドラッグでぐりぐり塗りたい場所を塗りつぶします。すると、グラデーションを塗りつぶすことができます。
Shape (形状) を指定すると、グラデーションの形状を変更できます。
- Plane : Pos1からPos2にかけて線上にグラデーションを掛けます。
- Sphere : こちらは、Pos1で指定した箇所を中心に円形にグラデーションをかけることができます。
Interpolation (補間) を指定すると、グラデーションの補間方法を指定することができます。
- Nearest: 境目は特にノイズ等もなくブロックがバッサリと切られます。境目の位置は指定可能です。
- Linear: 境目付近に軽いホワイトノイズがかかります。
- Bezier: 全体にホワイトノイズがかかり、緩やかな変化となります。
その他、以下の操作があります。
- Lockingを指定すると、Escキーを押すまでの間はPos1、Pos2いずれかの操作がロックされます。
- Clamp to edgeを指定すると、Pos2より遠方には塗りつぶさないようになります。
下図は上からNearest, Linear, Bezierを比較したときの例です。

描画ツール#1
先ほどのペイントツールと異なり、実際にブロックを置くタイプのツールです。基本的に、選択された範囲をマウス右ドラッグすることでブロックを配置することができます。まずは動作が比較的類似している下記の5つの種類のブラシについて説明します。
| 項目 | 種類 |
|---|---|
| Freehand Draw フリーハンド描画 |
単純に、ブロックを指定箇所に描画します。 |
| Sculpt Draw 彫刻描き |
彫刻刀で削る動作を再現したような描画ツールです。 |
| Rock Tool 岩ツール |
岩を配置するような描画ツールです。 |
| Weld 溶接 |
フィラメントを溶着する要領で、継ぎ目を作ったり土地塊を広げます。 |
| Melt 溶く |
溶接ツールと逆の要領で土地を削ります。 |
各描画ツールでは、ペイントツール同様にブラシの形状と半径を設定することができます。デフォルトは球体 (Sphere) の半径5です。四角く塗ったり等色々ありますので、試してみてください。
注意:このツール全般に言えることですが、半径を大きくしすぎると反映に時間がかかったり、重くなったりすることがあります。

Sculpt Draw (彫刻描き)
美術の授業で使う彫刻刀のような振る舞いで、面を盛ったり削ったりします。デフォルトでは、その逆の要領で平らに土地を広げます。Strengthで強度を調整することができます。
このツールは他の描画ツールと異なり、Radius (半径)を調整するとサイズだけでなく形状も結構変化します。半径が大きいと球形だったり卵型になります。小さいと放物線上のブラシになります。
Invertにチェックを入れると土地を削る動作となり、彫刻刀そのものの動作となります。結構がっつり土地がえぐれるようになります。造形や、堀づくり等に使えるかもしれません。
下図は、左側が通常モード、右側がInvertで配置したときの例です。

Rock Tool (岩ツール)
このシリーズの最初にチュートリアルで取り上げた、岩を配置するツールです。
フリーハンド描画のような単純な形状配置ではなく、NoiseやSmoothingを指定することで、より自然に岩を配置することができます。WorldEditのブラシツールで「なんかこれじゃない地形になる」って悩まされてる方は使ってみるといいかもしれません。お好みでカスタマイズしてみてください。]
Melt / Weld (溶接 / 溶く)
溶接は、フィラメントを使って溶着する要領で、ベタッと土地塊を広げます。先ほどのスカルプト描画と異なり、こちらはブロックを指定します。半径を広げると溶着する面の範囲が単純に広がります。用途として、盛り土を作る時や火山灰や溶岩などの地層を表現したいときなどにおすすめです。
一方、溶解 (溶く) は単純に溶接の逆動作で土地を削る、っと覚えておけば大丈夫です。侵食した地形を作りたいときとかに使えるブラシです。
以下は、溶接ツールで石ブロックを山肌にベタッとくっつけたときの例です。

- 2024/06/02 Script Brushの説明を追加 / 訳語を現在の日本語訳に合わせて修正