コマナズです。
本記事は、LiteLoaderの概要について、および導入手順を説明します。
2014年に記載した同一の記事を再編成したものです。思ったより需要がありそうなので再掲載します。
Lite Loaderの公式サイト: liteloader - lightweight mod loader for minecraft
LiteLoaderについて
Lite Loaderは、Minecraft Java Edtion 1.12までの一部のModの前提MOD一つです。
Minecraftの前提MODとしては、Minecraft Forgeが有名です。LiteLoaderを前提MODとして指定するMODが存在する理由は、ユーザインタフェースを変更するものなどサーバに影響を与えないMODの提供手段として優れているためでした。
Minecraft 1.13以降はLite Loaderの開発が途絶えています。LiteLoaderの後発としてはFablicが有名です。しかし、Fablicは有名なMODのひとつである「Optifine」と競合する難点があり利用者はまだそこまで多くありません。
Lite Loaderを前提とするMODの例
- Macro Key Bind MOD
- 特定のコマンド動作をマクロとしてキーボードのキーに割り当てるMODです。Minecraftのワールド作成者の中でも導入者が多いMODです。
- WorldEdit CUI
- WorldEditの範囲選択領域を可視化するMODです。私の過去の記事でも解説しています。
- Voxel Map
- ミニマップを表示するMODです。
- Voxel CAM
Lite Loaderの導入手順
事前準備
Minecraft Forgeを前提とするMODと併用で使用する方(Optifineも含みます)は、先にMinecraft Forgeをインストールしてください。なお、Minecraft Forgeの導入手順は割愛します。
Lite Loaderのダウンロード
まずは、LiteLoaderをダウンロードします。
Minecraftのバージョンを選択し、Windowsの方は「EXE」と書いてある方、MacやLinuxの方は「JAR」の方をダウンロードします。
Lite Loaderのインストール
Minecraft 1.7.10以上
- Lite LoaderのEXEまたはJARファイルをダブルクリックすると、下記ウィンドウが表示されます。
- Minecraft Forgeと併用して使用する方は、
Install LiteLoader
のリストからForge
の文字列を含むものを選択します(もしリストにない場合、Minecraft Forgeの導入に失敗している可能性があります)。 - OKボタンを押すと、インストールが完了します。
「Magic Launcher」等通常とは異なるランチャーをお使いの方は上記手順ではインストールに失敗することがあります。以下の「代替インストール手順」をご参照ください
代替インストール手順
Install LiteLoader
を選択するのではなく、Extract LiteLoader jar
を選択してOKボタンを押してください。- 指定したディレクトリに"liteloader-(バージョン).jar"が生成されますので、Minecraft Forgeで生成されたmodsフォルダに格納してください。
Minecraft 1.7.2以前
1.7.2以前は下図が表示されます。Minecraft Forgeと共存させたい人はChain to Minecraft Forge
にチェックを入れてOKを押して下さい。
Minecraft 1.6.2用のForgeと1.6.4用のForgeを両方インストールしている方向け
Minecraft 1.6.2用と1.6.4用のForgeを両方を入れている方は1.6.2のものを導入したい方は以下の手順でForgeのバージョンを修正してください( 例: 9.11.1.965(1.6.4用) => 9.10.1.871(1.6.2用) )
- 間違ったバージョン表記(Forge 9.11.1.965)のまま一旦インストールします。
.minecraft/versions/LiteLoader1.6.2
にある、jsonファイルをテキストエディタ(メモ帳等)で開きます。- 前半の
net.minecraftforge:minecraftforge:9.11.1.965
と書いてあるところのバージョンを正しいバージョンであるnet.minecraftforge:minecraftforge:9.10.1.871
に直します。 - Minecraftを起動し、「LiteLoader」と書いてあるプロファイルを使って起動します。
プロファイルの設定・マイクラの起動確認
- インストールが終わったら、Minecraftを起動します。1.7.10以上では、ランチャー上で、「LiteLoader (バージョン) with Forge」という名前を含むプロファイルが作成されます。Forgeと共存させない場合(LiteLoader単体)は「LiteLoader (バージョン)」となります。
- 起動を確認します。下図のように右側にニワトリがピョコっと出てればLiteLoaderのインストール成功です(※1.6.2の場合は表示されません)。
MODの導入
- Minecraft Forgeと同じように、modsフォルダにLiteLoader用のMODを導入します。iteLoader用MODは拡張子が
.litemod
になっています。Forge用MODと一緒に入れて大丈夫ですし、サブフォルダを作成して整理しても構いません。 - Minecraftを再起動します。もし導入に失敗した場合、先ほどのピョコっと出てる箇所でエラーが出力されます。
以上で、インストールは完了です。