【Minecraft】 Axiom ~ワールド編集オールインワンツールMOD~ #3 ビルダーモード (2)
Minecraftのワールド編集MOD「Axiom」について解説します。3回目は、ビルダーモード (Builder Mode) の後半です。
前回の記事では、ビルダーモードの移動操作の変更・コンテキストメニューについて説明しました。今回は、サイドバーについて解説します。
補足 : 操作のUndo/Redo
Axiomで行った操作を間違えたときは、Ctrl + Z キー
で行った操作を戻すことができます。 履歴が残っていますので、何回でも戻すことができます。特にここからの操作については非常に重要になりますので、まずは必ず覚えましょう。
逆に、戻した操作をやり直したいときはCtrl + Y キー
を押しましょう。
サイドバー
Axiomを導入すると、インベントリの一番右に何やら新しいアイコンが増えています。ここがサイドバーです。0
キーまたはマウスホイールすると、このサイドバーを選択します。
この状態で左Altキー
を押しつづけると、以下のようにモードを選択するメニューが表示されます。この状態でホイール操作または左クリックすると、各モードを選択できます。
モード | 内容 |
---|---|
Move (移動) | 選択範囲を移動します。 |
Clone (クローン) | 選択範囲を移動した箇所にコピーします。 |
Stack (スタック) | 選択範囲を各方向に積み上げます。 |
Smear (スミア) | 選択範囲を移動してブロックを塗りつけます。 |
Extrude (押出) | 選択したブロックを押し出します。 |
Erase (消去) | 対象物を消します。 |
Setup Simmetry (シンメトリー配置) | [Ver.2.0.0追加] ブロックをシンメトリーに配置するピンを設定します。 |
Move (移動)
選択範囲を移動します。WorldEditのmoveに相当する操作をGUIで見ながら行うことができます。
ブロックを左クリック → 右クリックで範囲を選択します。
※範囲指定後、マウスの中ボタンを押すと、中ボタンを押した先のブロックまで選択範囲を拡張します。
選択範囲を指定したあと、それぞれ赤/緑/青矢印 (X/Y/Z方向) が出ているタイミングでマウスホイール操作を行うと、選択範囲をその方向に移動します。
例) 図では、赤い矢印が出ている方向 (X方向) に移動します。
右クリックで確定、左クリックでキャンセルします。
Clone (クローン)
選択範囲を移動した箇所にコピーします。WorldEditのCopyに相当する操作をGUIで見ながら行うことができます。
前項のMoveと同じ操作感で、範囲を選択して移動します。確定すると、選択範囲をコピーします。
操作後、引き続き他の位置にコピーすることができます(続けない場合はキャンセルできます)。
Stack (スタック)
選択範囲を各方向に積み上げます。WorldEditのstackコマンドに相当する操作をGUIで見ながら行うことができます。
MoveやCloneと同様に、範囲を選択します。範囲を選択したあと、X/Y/Z方向にホイール操作すると選択範囲を積み上げます。
Smear (スミア)
選択範囲を移動してブロックを塗りつけます。WorldEditにはない独特の操作感で、なかなか便利そうな機能です。
MoveやCloneと同様に、範囲を選択します。選択後、ホイール操作すると選択範囲が移動先に向かってビヨーンと伸びます。
下図の例は、X方向、Y方向に同じ距離だけ選択範囲を移動させています。天ぷらうどんもなんかちょっとしたアートになってるご様子。
Extrude (押出)
選択したブロックを押し出します。少し使い所が難しいかもしれません。誤操作すると結構影響範囲が広いので注意。
範囲の選択は行いません。ブロックを右クリックすると、指定したブロックと同じ種類のブロックを指定した面方向に1ブロック分飛び出させます。逆に左クリックすると1ブロック分引っ込めます。
下図の例では、白樺の木材を何回か選択してExpandした時の様子です。
Erase (消去)
2種類の操作でブロックを消します。
Erase Box
範囲を指定して消去します。操作感としてはWorldEditの「//set 0」に近いです。
ブロックを左クリック → 右クリックで範囲を指定します。指定したあと、Delete
キーで指定範囲を消し去ります。
Erase Connected
範囲を選択せず最初に右クリックを押すと、指定したブロックと同じ種類のブロックを一定範囲分だけ消し去ります。
下は、白いブロックを右クリックした時の様子です。あら、見えてはいけない部分が見えてしまいました。
[Ver.2.0.0追加] Setup Simmetry
右クリックで、シンメトリー配置するピンを設定します。ピン設定後、Ctrl+Z
で反転、Ctrl+R
で4方向の回転体のピンになります。
配置したら、配置したいブロックの数字キーを押してインベントリに戻ります。その後、それぞれ配置したいブロックを置くと、勝手にブロックが反転配置されます。
勝手にブロックが反転設置されるらしい pic.twitter.com/E87sIACHDP
— コマナズ (komnazsk) (@komanazu) 2023年11月23日
ビルダーモード(Builder Mode) の説明は、本記事で以上になります。4回目以降はもう1つのモード、エディターモード (Editor Mode) の解説に進みます。
- Ver.2.0.0 でシンメトリー配置が追加されたことに伴い記載を修正